東京神学大学では、アジア伝道研究所、日本伝道研究所からなる「総合研究所」を設置し、神学と伝道研究の拠点としています。毎年3月には『伝道と神学』(『紀要』改め)を発刊し、研究成果を公にしています。
アジア伝道研究所
アジアにおける伝道の課題を担うために、本研究所のセミナーは、近隣諸国の教職や留学生と共にアジア的連帯の中で伝道する視点を確立しようと努めてきました。学生たちの肌身で学ぶ韓国や台湾、フィリピンや中国の教会研修旅行も回を重ね、日本内外に伝道者、宣教師を遣わす喜びも与えられています。
日本伝道研究所
日本伝道研究所は、日本における福音宣教に奉仕する特別な使命をもって誕生しました。教授を各地に派遣して、その地の教会の牧師から伝道について経験と意見を聞き、教育に資することを試みています。また、毎年開催される「日本伝道協議会」は、有志の牧師達と本学との共催によるものですが、本研究所もこの協議会に協力し、伝道のための研究を進めることを目指しています。