東京神学大学の公開夜間講座は、2018年には72期生をお迎えします。72年前、戦後すぐに創設されたこの夜間講座は、長い伝統を持つユニークな神学の学びの場です。これまでの受講生は、すでに1,000人を超えています。講師陣は、東京神学大学で教鞭を執る、いずれも一流の教師たちです。聖書に関心のある方、キリスト教の歴史や教えを学んでみたい方、あるいは神学という学問に好奇心を抱いている方・・・など、ぜひ夜間講座にお出でください。
さらに本講座は、キリスト教についての教養や知識だけではなく、教会生活や教会での奉仕に益となるような神学的な基礎を提供します。神学の領域で言えば、聖書学、教義学、歴史神学、実践神学、キリスト教教育、キリスト教音楽・美術など、多方面にわたる講義を提供しています。正規生は、毎週月曜・金曜の午後6〜8時の講義を2年間で受講して全プログラムを終了しますが、各科目の受講生コースも開設しています。学びの合間には、短い礼拝の時間もあり、受講生が祈りと賛美を共有するひとときとなっています。
この公開夜間神学講座から、さらに神学の学びに関心を持ち、献身して、伝道者となる方々も多くおります。また、共に学んだ仲間同志の交流は、学びの終了後も継続されています。修了された方々を対象にした研修会なども定期的に行われています。この公開夜間神学講座は、あなたの人生を変えるきっかけになるかも知れません。一人でも多くの方が受講されることを切に願っております。
2017年10月
東京神学大学 学外活動委員会
委員長 小友 聡
